ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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初めての任地 1

2泊3日で、任地オンベサに行ってきました!今回はそのご報告。長いです。お暇なときに読んでね。

バスに乗ってからバスが出発するまで40分。(バスは満杯になるまで出発しないため、特に出発時間は決まっていない。どのくらいの頻度で出るの?とか聞いても、Ça depend.=場合によるね と言われてしまう)。バスに揺られて約2時間。オンベサの町に降り立った。
降り立った途端に、人に囲まれる。
「どこに行くの?」「何で来たの?」みんなすごい興味津々。でも、タクシーに乗れ、とかお金が欲しい、とかそういう理由ではなさそう。ただ、外国人が珍しいのだろう。「いや、人が迎えに来るはずだから」、と言っても、「どこに行くの?」と何度も聞かれる。
と、そのうちに、農業・村落開発省オンベサ郡事務所所長のムッシュ・バンバが迎えにきた。迎えに来るって言ってたから、てっきり車で来るかと思いきや、バイク。後ろに乗れ、という。エ~、危ないよ。と思いつつ、大きなリュックを背負ったまま、よいしょっと新聞配達の時によく使うようなカブの後ろに乗る。すると、ブブブブブと走り出す。彼は、事前に私がした電話により、私がいかにフランス語が話せないか、というのをよく知っているので、あまり詳しい説明はしないのだった。というか、言い訳だけど、結構なまってるんだよね、オンベサの人は。ま、なまっていなくても、大して聞き取れないんだけどさ。
私の任務は、GIC(Groupement d’Initiative Commune)と呼ばれる農業関連のコミュニティーグループの活性化で、配属先は、GICのひとつ、GIC P.である。そのグループの長 マダム・サナマが私のカウンターパート(仕事上のパートナー)である筈なのだが、なぜか前述のバンバ氏が迎えに来たのだった。

バス停からしばらく走って、GIC P.に到着。ピンク色の建物は、JICAからの資料で見た通りだ。建物の前には、数人の女性が待っていた。とりあえず、ボンジュール、と言いながら一人一人握手する。最後に握手したのが、このGIC P.のリーダー マダムサナマなのだった。彼女は美しい民族衣装をまとっていて、笑顔も上品。女王の風格なのだった。
とりあえず、事務所に入って挨拶をしたりしたんだけど、みんななんとなく困り顔。というのも、たぶん彼らが期待していたのは、フランス語もバリバリしゃべるし村落開発のこともバッチリ知ってる専門家だったと思う。でも、私はフランス語も覚束ないし、専門知識もあるのか?って感じだし。「この間、電話もらって、困っちゃったわ~、全然通じなくて」とマダムがしゃべってるのはわかるんだけど、返しようがないよな。。「わかるわ~、大変よね、フランス語。でもすぐにわかるようになるわよ」というのはGIC P.の会計係マダム・ヤナ。彼女のフランス語はそれほど訛っていないので聞きやすい。そして英語も達者なのだった。「でも、フランス語をしゃべらなくちゃね、これから使うんですもの」とおっしゃる。どうやら、私のフランス語力が、ネックになりそうだ。う~ん、困ったな。

その後、私が今後住むことになる家に移動。その家と言うのが!
話せば長いんだけれども、私の要請は、当時のオンベサの町長が希望したもの。ところがその町長はその後、中央政府の大臣になってしまった!小さい郡の町長から、中央の大臣!すごい出世だ。(それで、私の所属は、当初町役場だったのに、町長が変わったために、GIC P.になったという経緯がある。)私の住居は、大臣宅敷地内の別棟ということになり、大臣の光り輝く威光の傘の元、治安も問題なし!とのこと。住居予定地は写真を見ても別棟と思えないほど立派だし、水道もあるし、断水の時には井戸もある。別棟の一部屋を台所に改造すること、窓に蚊よけのネットをつけることなどの改修を依頼し、それもすでに終了したということだった。村落開発普及員にあるまじき、立派なところだよ!同期隊員は、電気も水道もない、バナナの葉でできた屋根&土間の家で生活するというのに!

しかし、物事には、「落ち」というものがあるものでして。
実際に行ってみたら…家はまだ出来上がっていませんでした。JICAに「ここが予定の家です」と言っていたのとは別の家を用意していて、しかも出来上がってるって数日前にjicaに言ってたのに、まだ床も張ってない。。今回のフィールドトリップで、住居の安全性(蚊帳は張られているのか、防犯用の窓の鉄柵はあるかなど)も確認するようにって言われてたけど、確認できないじゃん!1週間後にはできあがる、とみんな口ぐちに言うものの…不安。

今回は母屋の方(大臣宅)の1室に泊まらせてもらったのだけど、母屋には、水道がなかった!そして電気も通ってない。電気は、設備は作ってあるのだけど、市からの電気が来ていないので、自家発電機を動かせば灯りがつく状態。ただ、水道は…蛇口自体がない!トイレも、バスもない!水はすべて裏庭にある浅井戸から汲む!そして浅井戸だから、水は白く濁っている。
いや~、水道がないとはこういうことか、と思い知りました。何が困ると言って、トイレとお風呂。トイレと水浴びの設備は、家の外、裏の方にあり、蚊とかハエとかの虫がブンブン飛んでるのだ。蚊に刺されることがマラリアなど各種病気の原因となるので、蚊が恐怖となってるのに、このトイレ!マラリアの原因となる蚊は「ハマダラ蚊」と言って、夕方~朝にかけて出現する。そのため、夜は怖くてこのトイレにいけないのだった。夜じゅう、トイレ我慢だよ。。今回の滞在中、これが一番辛かった。
お風呂もしかり。蚊がいるところで裸になるのが嫌で、結局3日間の滞在中、一度頭を洗ったのと、何度かタオルで体をさっと拭いただけで終わってしまった。

私の歓迎の昼食会は、大臣宅のオープンテラスで行われた。中々豪華な食事が出たのだが、食事の前に、マダム・ヤナは、「じゃあ、私、ヤウンデ(首都)に帰るから」と言って帰ってしまった。何と彼女は、ヤウンデ在住なのだ。えっ?これから一緒に仕事をする相手だと思っていたのに、ヤウンデに住んでるの?
その上。マダム・サナマの方は、なんと大臣夫人だった。えっ?聞いてないよ、それ。名字違うし、気がつかなかった。どうりで女王様然としてる訳だ。しかも、彼女もヤウンデ在住なんだって。それじゃあ、私はいったい誰と仕事をするんだ?
その疑問はすぐに解けました。ムッシュ・バンバが、「君は一人で仕事をするんだ。必要な時は僕が相談にのるからね」だって。はぁ~、そうですか。ちょっとショック。

色々な現実を突き付けられつつ、フィールドトリップ初日は終了したのだった。
続きは、また次回。
長くてごめんね。

↓建設中の住居
建設中住居
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  1. 2008/07/19(土) 22:50:00|
  2. カメルーン生活
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

長いけど読んだ。波乱万丈な展開。もうすぐ誕生日だね。おめでとう。いけるときにトイレいきなね~。わんっ!
  1. 2008/07/24(木) 11:54:28 |
  2. URL |
  3. 見付の早太郎 #-
  4. [ 編集]

私も長いけど読んだ!
バナナの葉と土間の家も、聞いただけだと素敵な家屋だなあ。でもなんだか安全そうな家に住めそうで良かったね!早く、無事にお家が完成しますように・・!
ハマダラ蚊に気をつけるんだよ~。
  1. 2008/07/24(木) 15:34:41 |
  2. URL |
  3. mika #-
  4. [ 編集]

早太郎・mikaちゃん、早速読んでくれてありがとー。
バナナの葉の家の同期隊員は、携帯電話の電波もないので、ほんとシャレにならないのです。それに比べたら、私は、文句も言えない筈なのだけど…やっぱトイレは、参るね。
  1. 2008/07/24(木) 22:00:31 |
  2. URL |
  3. チャーリー #-
  4. [ 編集]

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