ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

雨のち晴れのお別れ

 昨日の晩から停電。朝起きたら水もなかった。ハァ~、ショック。色々洗いたいものが沢山あるのに。
 
 今日は、カウンターパートが、オンベサの農業省関係者とGICのリーダーなどを集めてささやかなお別れ会を開いてくれるということだったんだけど、あまり期待できなかった。というのも、彼はだいぶ前から、「お別れ会を開いてあげるね。GICのリーダー達を呼んで」とか、良い事を言ってくれていたんだけど、今週月曜日になっても、全然準備をしている様子もない。(ちなみにウチの母が来る前にも、「お土産にカメルーンのネックレスなんかを用意するよ」なんて言って私を喜ばせておいて、何もしなかった。何もしないなら、何も言わなければよいのに。)私が企画した研修室の講座に顔を出そうともしなかった事もあり、私は最近少し彼に対して信頼を持てないでいるのだ。
 12時に来い、と言われてその時間行ったのに、カウンターパートはずっと他の人と、何かの申請書類の記入作業に追われている。すっかり仕事モードだし、呼ぶと言っていたGICのリーダー達は殆ど来ていないし。やっぱりこれじゃお別れ会は開かれないんじゃないか、と思った。がっかりだ。私から言い出した事じゃないけど、やっぱりちゃんとお別れをしたかったし、お別れ会も開いてもらえないんじゃ、私が2年間やって信頼関係を築いて来たと思ったのも、幻想だったのかな、と思ってしまう。(GICのリーダー達が悪いんじゃなくて、ただ単に、カウンターパートの会の取りまとめ方が悪いだけなんだとは思うんだけど。)
 少ししょんぼりと、それでも他の人が仕事をしているのを待っていると、事務所の横の店のSが、「帰っちゃうんだってね」と声をかけて来た。「帰る前に何か頂戴よ」と言う。又か!そういう事を、しょっちゅう言われるのだけど、友達だと思っていたSにまで言われると、本当に凹む。「あなたには、カマドを作って作り方教えたでしょ」と言ったのだけど、「何か物が欲しいのよ」だって。あ~、全く! 2年間働いて、自分では頑張って、出来る限りの事をしたつもりなんだけど、やっぱり「物(やお金)を頂戴」と言われ続ける。それは、この国では仕方が無い事だと、頭では理解していても、気持ちはやっぱり、何だか自分がしてきた事を否定されるようで、がっかりするのだ。
 
 気持ちが凹み過ぎて、もう、家に帰ろうと思った。カウンターパートに最終レポートを渡して、「私はもう帰るよ。お別れ会も無いみたいだし」と、告げた。すると、「エッ?!そんな、お別れ会はするんだよ。そんなに短気にならずに、もうちょっと待ってよ」と彼は慌てて私を引き止めた。あれ?やる気なの?
 しばらくすると、カウンターパートの部下がバイクでビールを1ケース運んできた。又別のGICのリーダーが、ピーナッツが入った袋を持ってやって来た。何とかお別れ会の体裁が整ったようだ。
カウンターパートが、お得意の演説を始めた。「私たちはいつも、外からの援助を求めようと考えてしまうけど、彼女は私達の問題を掘り下げ、その問題に対して何ができるか、しかもこの土地にある物や人の中で、問題を解決する方法を模索し、それを伝えてくれた。私たちはこれから、自分たちで自分達の問題を解決していくのだ」
おお、何だ。分かってくれているのじゃん。その内容は、私が最終レポートの最後に、伝えたいメッセージとして書いたのだけど、それを受け止めてくれたのだと思うとやっぱり嬉しかった。
「Grand merci(本当にありがとう)」と言われ、ジーンとした。その上、予期していなかったカメルーン50周年の布のプレゼントまで用意されていた。その気持ちが嬉しいなぁ。私もゲンキンなもので、ありがとうと言われると、さっき凹んだ事など忘れ、やっぱりやってきて良かった。と思う。見返りを求めてボランティア活動をすべきではないと思うけど、やっぱり、喜んでもらって「ありがとう」と言われたいものね。
 みんなでビールを飲み、最後にみんなで写真を撮って、お別れした。
100609 ささやかなお別れ会 (4)
スポンサーサイト
  1. 2010/06/09(水) 17:37:12|
  2. カメルーン生活
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。