ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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フンバン バムン王国の旅

 朝起きると雨。旅なのに…とちょっとめげる。でも、移動をして行くうちに、天気もすっきりと晴れて来た。雨の後だけあり、台風一過の後のような空気の澄み方。太陽の光と高原の風景を見ているだけでも気持ちが良い。
100526 フンバンへの道

 今日は同期のM君と合流してフンバンという町へ。「フンバンに行くんだ」とカメルーン人に言うと、「バムン王国へ行くんだね」と言われる。なんでだろう?と思っていたら、フンバンという町はバムン族が王国を作って栄えたところで、今でも第19代目の王様(スルタン)がその地域を治めているのだそうだ。王様の住居(シェフリー)は、一部が博物館として公開されており、その歴史・文化が垣間見られる。
 博物館ではガイドとして一人の老人が私達についてくれた。彼は重々しい口調で、「1989年に即位した第17第国王ンジョヤは、独自の文字を発明したのじゃ」などと言いながら、数字を言う時には彼の黒い腕に鍵の先で1989と傷をつけて示してくれる。『第11代(だったと思う)国王は巨人のように大きく、背が2メートル60センチほど(だったと思う)もあった。その彼が来ていた洋服』などというものが飾られていたり、『他の部族と戦い、敵を倒すと、その顎の骨を取り、酒を入れるヒョウタンの容器の周りにいくつも飾って、それで酒を飲んだ』というモノ(実際に顎の骨がいくつもぶら下がっていた)などがあったり。王様付きの魔術師の衣装やら、敵のシャレコウベやら、まるでおとぎ話に出てくるようなものが、そのまま飾られている。今でも王様には80人余りの奥さんがいるらしい。2年に1度大きな祭りが開催され、伝統の踊りが披露されたり、魔術師が仮面を被ってパレードしたりと、ここでは伝統文化が守られているのだ。凄いなぁ。
↓壁に描かれた歴代フンバン国王の似顔絵
100526 フンバン 国王

フンバンの町自体は、イスラム教の色が濃い。人々は、みな顔が小さく、体つきもほっそりしている。女性は、オンベサで良く見られる「カバ」というダブダブのワンピースの代わりに、体にぴったりとしたレース生地のツーピースと、それとお揃いの生地のスカーフを頭に巻き、オシャレに着飾っていた。まるで、別の国に来たみたいだ。カメルーンの中央州だけを見て、カメルーンの事を知った気になっていたけど、土地が変わるとこんなに違うんだなぁ、と実感した。
↓モスクの塔の上から市場を見下ろす
100526 フンバン モスクの塔より

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  1. 2010/05/26(水) 22:41:22|
  2. カメルーン生活
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