ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

エンザロジコ

2月に母がカメルーンに視察の旅に来た際、「エンザロ村のかまど」という絵本を持ってきた。
エンザロ村のカマド
この絵本では、ケニアのエンザロ村という所で日本人が普及したカマドが題材になっている。エンザロ村のカマドは、私が作っているカマドよりも大きなもので、カマドの薪口一つに対し、3つの鍋が置ける構造だ。その事により、更に使用する薪の量が少なくなるし、「一つの鍋に常に水を入れておけば煮沸殺菌した水を飲めるようになる」・「腰を曲げずに料理の作業ができる」など利点が多い。
エンザロ村のカマド2

 この絵本に紹介されているカマド(エンザロ・ジコと呼ばれているカマド)を作ってみたいと思ってはいたものの、私としてはいくつかの不安があった。
 ・以前カマドを作った際、ブロックと土を組み合わせた所、ひび割れが酷かった。エンザロ・ジコはブロックと土で作るので、その点、大丈夫だろうか。
・一つのカマド口に3つの鍋で、どれだけ熱が伝わるか。空気の流れなどが十分にあるのか(閉鎖された空間だと、結構火がすぐに消えてしまう。)。地元の人が、料理しやすいか。
まずは試作し、その後出来を見て改良してから・普及、という手順を踏む必要があるだろう。でも、私の任期は残り少なくて、そこまでの時間がない。そこで、隣の郡に赴任したMちゃんと共同で、Mちゃんの任地で試作することにした。Mちゃんのカウンターパートの地域開発普及員が非常にやる気がある有能な人で、その人も乗り気になってくれた。試作後の経過などを見て、改良・普及というステップを、Mちゃんが引き継いでくれれば丁度よい。オンベサに私の後任が赴任したら、またMちゃんからその情報をもらえば良いだろうし、という算段だ。
今日は、Mちゃんの任地近くの町ボキートへ試作の打ち合わせに行った。以前にオンベサの地域開発普及員(CEACのディレクター)と仕事をした時もそうだったのだけど、「試作だから、内輪でやろう」と私が提案しても、「村人を呼んでセミナー形式にする!」と彼らは主張する。「初めての体験だから、これからみんなで改良していこう、と言えば大丈夫!」だって。うーむ、セミナーという形にすれば、彼の仕事の実績として残るからだろうか。仕方なく、セミナーという形でやることになった。
スポンサーサイト
  1. 2010/05/10(月) 23:16:00|
  2. カメルーン生活
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。