ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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空まわり

 GIC-AFのリーダーのところへ。
 16:00においで、と言われていたのに、リーダーの家に行っても、誰もいない。メンバーもいないし、リーダー本人もいない。彼女の旦那様曰く、「明日の青年の日の祭りの準備に行ってしまっているんだよ。他のメンバー達も、今日は市場の日だからみんないない。集会として水曜日は適当じゃないね」だって。だけど、私が今日のこの時間、と決めたわけじゃなく、リーダーが水曜日の16時って決めたんだよ。それも、前回話をしましょうというのを、延期して今日だったのに。2回目だったので流石に、私の中で怒りが湧いて来た。怒りというより、悲しみか。彼女達、本当にちゃんと取り組む気がないんじゃないだろうか、自分だけがアクセクと動いているけど、それは全部空周りなんじゃないだろうか、って気がして。
 私は胸が一杯になってしまって、「そんなに怒るもんじゃないよ」と私に話しかけるリーダーの旦那に対して、何も答えられなかった。黙り込んでしまった私を見て彼は、「じゃ、僕はそこにいるから」とそそくさとその場を外した。
 そこにGICの書記係のマダムKSが来た。(彼女は、リーダーに次ぐグループの中心的存在で、この人の家で鶏を育てている。)たまたま市場の帰り道に寄ったらしい。「リーダーから今日あなたが来るなんて聞いてないわよ。今日は無理ね。またいらっしゃい」と、言う。私は彼女に溜めていた思いをぶつけてしまった。「また来いって言うけど、私はもうここには来ない。約束をして来ても、何度もいないじゃない!あなた達、本当はやりたくないんでしょ!」 言いながら涙まで出て来た。
 私の勢いに彼女は少しびっくりしたようだったけれども、優しい口調で私をなだめた。「まぁ、そんなに怒っちゃダメよ。私達、本当に責任を持って鶏を育てようと思っているんだから。特に私なんて、若い時に親戚の手伝いで鶏を育てた事があるの。それは肉用ではなくて、卵を産む鶏だったけど。だから、少しは鶏の事は知っているし、頑張ろうと思っているのよ」。
 冷静に考えてみると、活動が思う用に進まない私の焦りや苛立ちがこもった子供っぽい感情の爆発は、彼女にとっては少々理不尽なんだろうし、多分なぜ私がこんなに怒ったり悲しんだりしているのか、彼女にはよくわからないだろう。でも、それを「わからない」と拒絶するのではなく、なだめてくれる優しさに、私は少なからず救われているのだと思う。(そもそも、カメルーン人はこうやって相手に直接感情をぶつけたりはしない。人あたりを第一に考えるからだ。陰でどんな文句を言っていても、本人の前ではそれをおくびにも出さない、というのが私の観察結果。)
 元々、彼女自身が悪い訳ではなく、リーダーのマダムAYのやる気のなさ(?それとも、物忘れの激しさ?)が引き起こした事なので、私の勢いも自然すぐに鎮まった。結局、メンバーみんなに説明しなくてはならない事を、全て彼女一人に説明して「後、本当にちゃんとみんなで話し合ってね」と言って、帰った。
 けれども、全員を相手に、もう一度何か仕切り直しをするべきかもしれない。
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  1. 2010/02/10(水) 00:11:27|
  2. カメルーン生活
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