ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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映画デヴューか?

数日前突然、電話で「映画に出ないか?」という話があった。
 ハイ?映画?あまりに唐突な話だ。
 電話での簡単な説明によると、今、ドイツ人がカメルーンを舞台に映画を撮影している。そこに登場人物として日本人が出てくるんだけど、その日本人役をやらないか、と言うことらしい。
 ドイツ人がカメルーンを舞台に映画、という所まではわかるけど、そこに日本人が出てくるというのが良く分からない。一体どんな映画なのか。真面目な映画なのか、それとも娯楽映画なのか。
 カメルーンで日本人が必要だ、と言っても、カメルーンにいる日本人は総勢50名ほどで、その約半分が大使館関係者、約半分がJICA関係者だ。そして、大使館関係者は公人としてそういう映画に出るのは好ましくない。JICA職員も同様。でも、ボランティアなら、報酬無しということで映画に出る事は可能だから、ということでボランティアに話が回って来たらしい。
 しかも、今回必要な役どころは女性で、年の頃は35歳~40歳。隊員で30代女性、というだけでかなり限定される。さらにその中で、背格好などを鑑みて、私に白羽の矢が立ったらしい(ってか、女性隊員最年長だからか?)。そりゃ良いけど、私は素人だよ。高校時代演劇部だったけど、大根役者で、殆ど裏方だったのに。

 とにかく今日、担当の女性マダムKがオンベサまで私に会いに来た。彼女に会い、ようやく今回の話の全貌が分かった。
 映画監督はドイツ人のUlrich Köhler。過去に映画賞を取った事のある、その方面ではまずまず有名な人らしい。(と、言ってもどの程度なのかはわからない。)
 サテ、彼の新しい長編映画のテーマはアイデンティティ。ヨーロッパ人で、アフリカに暮らし始め、ヨーロッパには二度と戻らない人がいる。その一方で、アフリカ人で、ヨーロッパに渡り、もうアフリカには戻らない人がいる。その心理を描こうという事のようだ。舞台は、カメルーン。映画の題名は、「La maladie du sommeil」(=ツェツェ蠅がもたらす風土病の眠り病。)
 今回、映画に出てくる日本人の役は、主人公の友達の日本大使館員。私はその場でセリフを渡され(長いものではない。A4一枚の紙に収まる短い会話)、その場で覚えて演技して、と言う事になった。この場で?
 セリフは何とかすぐに頭に入ったけど、演技となると又別で、自分でやっていても全くぎこちない。Kが、「大丈夫、とってもいいわよ!素晴らしい!」と私を上手におだてながら「でももっと自然に!ここはもう少し明るく。」とか、「ここは少しセンチメンタルに!」とか演技指導をしてくれるのだけど、む、むずかしいよ。
 最初フランス語でやっていたのだけど、休憩中に雑談の中で、「もしかして、英語も喋れる?」と訊かれ、「まぁ、一応…」と答えたら、英語のセリフも渡された。英語もありだから、良い方で、だって。そして、こんなに毎日フランス語で生活しているのに、英語のセリフを言ったら、「あら~、こっちの方が全然良いわね」だって。あ~あ、なんとなくガッカリ。
 彼女は、私の演技をビデオに撮影し、監督に見せて、どうするか決めるらしい。今、私も活動が結構動いている時期だから、映画の為に3~4日開けるのはイタイなぁ、と最初思っていたのだけど、なんだか結構面白い展開なので、やっている内に乗り気になって来た。こんな事、滅多にないからねぇ。実現すれば、映画デビューだよ。ワハハ。ま、問題は私の大根ぶりがどこまで許容されるかなんだけどねぇ。
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  1. 2010/01/26(火) 22:14:13|
  2. カメルーン生活
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