ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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カメルーンで生け花

「午前中に着く」と言っていたフローリストのムッシューO。なのに、今朝電話したところ、「ウーン、14時位」だって。それで、結局オンベサに着いたのは15時前だった。まったく!
 「花も道具も持ってくるから大丈夫」と言っていたけど、どこまで大丈夫なのか。花を活ける時に使うハサミなど、ちゃんと持ってくるんだろうか。と少し不安な気持ちだったのだけど、その点については心配いらなかった。ムッシュOとその助手(?)E氏は、エキゾチックな南国の大きな花をかついで(文字通り!)持ってきた。びっくり。こんなに立派なものを持ってくるとは予想していなかったよ。
 教会に向かう道々、ムッシューOは、独特の持論を展開する。「生け花は、元々日本のどこで始まったかというと、寺からなんだ。それで、今回君が、お花を教会に活けるようにすると言ってくれたので、僕はその偶然にびっくりしたんだ。このカメルーンでも、生け花の歴史は、寺=教会から始まるんだって事にね。」 ほ~、成程。
 教会についてからの彼らの手際も、なかなか目を見張るものがあった。手際よく、教会の入り口、そして教会の中の正面の棚付近に、お花を活ける。エキゾチックな花を大胆に(和風にではないけど)飾って行き、それが、アッサリと様になるので、「ああ、この人達は、本当にプロだったんだな」と改めて感心。
100116 Ononoさんの生け花 (15)
 以前渡した本で研究したという和風の生け花は、大きく活けるのは難しかったので、神父様の家の中に飾れるよう、ちょっと大きめな平たいお皿に活けていった。「君が、カマドの普及をしていると聞いたから、それをテーマに活けるよ。何しろ、生け花は何かを象徴したりする事が大切だからね。」と、やはり、哲学的な発言。剣山が無いので、それは別の物を工夫して活用し、冷静に見るとちょっと日本の生け花とは違うかもしれないけど、それでもそれなりに格好がついたものを活けていた。うーむ、やるな。
100116 Ononoさんの生け花 (16)
 その姿をみて、ちょっと嬉しくなったし、感動もした。何しろ、これだけの花を買うだけでも結構な金額がかかっているのだし、2人でここに来るのだって、交通費がかかっている。このカメルーンでは、何か一つの事をしようとする度に、「お金がない」とみんながお金のせいにして(実際無いとも思うけど)何もしないのが当たり前だ。それなのにこの人達は、本を一冊くれただけの私の所に、特に何の見返りもないのに足を運んで花を活けてくれたのだ。嬉しいな。
100116 Ononoさんの生け花 (24)
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  1. 2010/01/16(土) 22:12:44|
  2. カメルーン生活
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