ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

原則を崩す

 昨日に引き続き、今日はGIC-Kで仕事。カマドの講習の後に、養鶏についての話し合いをするつもりだった。マリ人青年Mがいないので、カマド講習会をどうしようか悩んだ挙句、CEAC(地域開発普及員のような人)のYに、「つきあって~」とお願いして一緒に来てもらった。二人いれば何とかなるだろうと思って。
 それなのに!
 GICのリーダーの家に時間通りに到着したのだが、女性達の姿が見えない。リーダーの女性、約束が今日だと言うのを昨日の晩に思い出したのだけど、時間までにメンバー達に伝達する事が出来なかったんだって。はぁ~。ちゃんと前もって日も時間も決めてあったのになぁ。あ、前もったのがいけなかったのか…。こんな事があるので、通常だと前日に私がGICのリーダーに電話で約束を確認するのだけど、このGICは辺境にあるせいか、電波が繋がりにくいのだ。昨日も、電話したのに繋がらなかったの。あ~あ。ま、電話も繋がりにくいような辺境だからこそ、働く価値もあるのだと思って、ここを選んだのだけどね。付き合ってもらったYにも悪かった。
 気を取り直して、知らせを聞いて駆け付けたメンバーにだけでも、と養鶏の計画について話をしたところ、彼女達は喜んだ。もともと、「養豚がやりたい」というのが彼女達の希望だったのだけど、養豚は、私にとって少し荷が重い。それに、残りの任期も少なすぎる。それで、養鶏なら2カ月で大きくなって売れるのだけど…、と説明したのだ。
 これで、何とか養鶏の計画は前に進みそうな感じ。昨日のGIC-AF、今日のGIC-Kと2つのGICで実施することになる。

ところで。私が考えている養鶏プロジェクトとは、下記のようなものだ。
① 畜産省のオンベサ事務所所長をGICに招き、養鶏について講義をしてもらう。
② 養鶏の概要がわかった所で、必要な道具・薬・餌などを購入する。
③ ヒナを50羽買い、養鶏を始める。
④ 約45日でヒナは販売出来るほどに大きくなるので、販売する。
以上、必要な初期費用は私が出す(ポケットマネー)が、それは、販売して得た利益から全額返してもらう。(講座や、ヒナを買う時には、畜産省の事務所長に来てもらうが、その費用(交通費&謝礼)は、私が持ち、返金する中には換算しない。)
ここで、私は今まで自分で守ってきた2つの原則を崩している。
一つ目は、自分でお金を出すと言う事だ。「ボランティアは、お金ではなく、任地の人の技術ややる気をあげる事により、その社会を向上させる」というのは、結構大きな前提である。でも、実際畜産を始めようと思うと、そこそこのまとまったお金が必要だし、そのお金をグループが用意できるかというと、それは難しい。背中を押す為の資金が必要なのだ。一度、養鶏を始めてしまえば、それなりに資金が回るけれども、最初だけが、やっぱりどうしても難しいのである。
 二つ目は、「住民がやりたいと思うことをする」という原則だ。今回、私の方から「養鶏」と言いだしてしまったので、それは本当に彼女達がやりたい事とは、ずれているかもしれない。いくら口では賛成してくれていても、本心からやりたいと思わない事に、人は熱心にはならないかもしれない。
 以上2つの原則を崩すことについては、自分でも少し不安だったので、JICAの調整員に相談をしたりしてみたのだけど、結局、やってみよう!ということになった。
 うまくいきますように。ナムナム。
スポンサーサイト
  1. 2010/01/11(月) 22:01:58|
  2. カメルーン生活
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。