ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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新しい方向性

 イモケンピ失敗にショックを受け、昨日帰宅してから、夜通し考えたこと;
「お菓子(ガトー)を作って売り、現金を稼ぎたい」と言ったのは、彼女たちだ。お菓子(ガトー=マドレーヌやクッキーなどの焼き菓子)を作るには、専用の窯・焼き型などの初期投資も必要だし、材料も、卵・マーガリン・砂糖など、ほぼ全てのものを買って調達しなければならない。初期投資が無く、材料も地元のものが使えるものはないか、と考えたのがイモケンピだった。(しかし、それもうまくいかなかった。)
もしかすると、イモケンピという新しいお菓子が、味に関して保守的な地元の人に受け入れられなかったのかもしれない。しかし、たとえ受け入れられたとして、お金になるだろうか。又、例えば道具があったとして、ガトーを作って売って、お金になるだろうか。
 答は、ノンだ。なぜなら、ここで加工品の値段が異常に安いからだ。例えば、キャッサバ(マニヨック)を加工して細長い餅のような形にして売っているものがある(=バトン ドゥ マニヨック)。ポピュラーで、よく食べられているものだけど、一本25F.CFA=5円。手間を考えると、バカみたいに安い。後、道端で売っている村のベニエ(ドーナツ)も、1つ25F.CFAだ。これも、揚げ油や小麦粉などの材料・手間を考えると、安すぎる。パン屋や雑貨屋で売っている小さなマドレーヌも50F.CFA(10円)。GICで作って売ったら、きっともっと高い値段になってしまう。
そう考えると、GICの活動として、「ガトーを作って売る」というのは、お金にならない。小麦粉の代わりに収穫したマニヨックを自分で加工して小麦粉にしたものを使い、油も自分で椰子油を作ったものを使って、ようやく小銭が稼げるといったところだ。
 では、お金になる活動とは何だろう。
それは、やっぱり、王道である農業の生産活動だろう。しかも、肉(畜産)。需要があり、良い値段で売れる。それに、畜産をすれば、「糞」という副産物がついてくる。堆肥作りには欠かせないものだ。
畜産の欠点は何か。それは、まず、ある程度の投資が必要な事だ。それから、病気等に対抗するための知識がなければならない。
先日会った、アメリカのHeiferというNGOは、ヤギの飼育プロジェクトを基本にし、そこに、各GICの希望を取り入れた プロジェクトを行っていた。HeiferのJ氏曰く、「貧困から脱するには、ある程度の投資が必要だ」。
私には、ヤギ飼育のプロジェクトは少し荷が重すぎるが、トリなら何とかなるのではないだろうか、と思った。本来は、GICのメンバーに何がやりたいか問い、その希望に沿って活動をすべきだというのは、良く分かっている。それは、わかっているけど、結局GICのメンバーも何がしたいのか良く分かってはいないのだ。ただ、生活を良くしたい、収入を増やしたいという気持ちはあるけど、それにはどうしたらよいか、という事がわからないのだ。GICメンバーの提案を待たず、こちらから提案をしても、もういいんじゃないか、と思った。「利益が出るビジネスパターン」として養鶏のプロジェクトを確立すれば、他のGICでも応用できる。帰国まであと6カ月ちょっと。時間が無いけど、できるかな。
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  1. 2009/12/14(月) 22:31:28|
  2. カメルーン生活
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