ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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オンベサが発展するためには?&ちょっとトホホな結末

カウンターパートの事務所の近くにムッシューTという人が住んでいる。彼が養豚を本格的にしているという話を聞き、以前から見学に行こうと思っていた。今日たまたま前を通りかかったら声をかけられたので、そのまま見学会ということにあいなった。
 オンベサでは大規模な畜産は殆ど行われていない。そのため、動物の糞を利用した堆肥作りなども、困難になっている。畜産をすれば、現金収入もかなりになるし、うまくいけば良い事だらけなのにな。(畜産と言っても、ここでは、豚・鶏・ヤギが主。特に豚をやりたいという人が多い。)
 彼の主張は明確だった。
 豚を飼育するには、餌の確保がまず問題になる。豚はとにかく沢山食べるからだ。豚の餌とするのは、トウモロコシと大豆。しかし、トウモロコシと大豆を購入すると、大変な費用になる。だから、豚を飼育するには、まず、トウモロコシと大豆を畑で大量に生産する体制をとらなくてはならない。
 トウモロコシと大豆を大量に生産するためにはどうしたらよいか。 
1)種は従来のものではなく、IRAD(カメルーンの国営農業研究所のようなところ)から改良された良い種を買う。
2)肥料もIRADから購入する。
3)畑は、トラクターを使って耕す為、小さな畑をあちこちに持つのではなくて、ある程度の面積の畑を道沿いに持つ
彼は、実際にトラクターと、トラクターを修理するための道具一式を所有しており、さらには、収穫したトウモロコシを飼料用に加工する機械まで自分で作って持っているのだ。又、農業のノウハウを教えることと、農園を運営すること、両方のために、何人かの研修生をおいているのだそうだ。すごいな~、ここまでやっている人がオンベサにいるとは知らなかった。確かに彼の主張には、頷けるものがある。トラクターを普通の農民に普及するのは今の段階では到底難しいと言わざるを得ないのだが。オンベサを盛りたてて行こうと思っている私の配属先GIC-Pや、カウンターパートが、彼と手を組んでいないのは何故なのか、不思議な位だ。

 ということで、後日、カウンターパートに訊いてみた。なぜ、彼と手を組んで、オンベサの農民に農業技術を普及するということをしないのか?
 カウンターパートは苦笑いをしながら言ったのだった。
 「彼の技術は良いんだけど、人柄がね~。以前は彼も多くのグループと一緒に仕事をした事もあったのだけど、利益を彼が一人占めするから、みんながそっぽを向いてしまったんだよ。」
 なんと!
 それが本当かどうかというのは、私にはわからないのだけれども、知識を分け合い、技術を広めていくのを阻害する人間関係というのが、ここには確かにあるのだった。。
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  1. 2009/08/17(月) 22:56:17|
  2. カメルーン生活
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