ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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改良かまどを普及するには

 先日のケニア研修の最終日、「改良かまどはなぜ普及しないのか」を分析した結果、いくつかの点に気がついた。それは、
・オンベサの人が改良かまどを作らないのは、第一にその存在を知らないからである。また、存在を知っていたとしても、なぜ改良かまどが良いのか、どうやって作るのかという事を知らない。つまり、主に「知らない」という事が原因である。
・改良かまどを作成することは、面倒だ。と多くの人が思うと思う。しかし、実際にはオンベサの人は、もっと面倒な多くの事を、「面倒だ」と思わずにやっている。(例えば、パームヤシの実からオイルを作るとか。)じゃあ、なぜ、かまど作りを面倒だと思うのか。それは…
・ 自分で実際作ったことがないから面倒そうだと思う。
・ 自分で使ったことがないから、良さが実感できないので、良さが分からないものを作るのは面倒だと思う。
・ 周りの人が作っていないのに、自分だけ作るのは面倒だと思う。
・ 作ることが習慣になっていないから面倒だと思う。
などなど。結構「周りに改良かまどがない。周りに作っている人・使っている人がいない」というのがネックになると思う。一度習慣になってしまえば、結構面倒がらずにやるのじゃないかな。
ということで、私のかまど普及についても、ちょっと方針を変えることにした。今まで通り、GICと地道にかまど作り講習はやるんだけど、それとは別に、改良かまどの知名度を上げる事にも力を入れる。具体的には、オンベサの有力者の家にも、かまどを設置していこう、という作戦だ。
なぜ、オンベサの有力者の家にかまどを設置するのか、というと。
 祭りなどの行事がある時には、有力者の家に女性たちが集まって料理をする。その時に改良かまどがあったら…。女性たちは実際に改良かまどがどんなものか見ることができるし、使ってみる事ができる。その良さを実感したら、自分でも作ってみようと思うだろう、と思うのだ。また、有力者がそのかまどを使って良さを実感したら、あちこちでかまどの話をしてくれると思う。「改良かまどって良いらしいよ」という話が口伝えに伝われば、後はやりやすい!という訳だ。
 本当は、祭りの時に、人が集まる所に改良かまどと、ポスターを展示したりしてアピールしたかったんだけど、それは設置する場所とかに問題があり、ムズカシイらしい。
 
 そんな訳で、今日はマダムCの家へ。彼女自身は、オンベサで「女性の為の活動推進課長」みたいな役割の人だし、同じ敷地に住んでいる別のマダムAは地元女性にかなりの影響力があり、彼女の家でセミナーが開かれたり、祭りの時には女性が料理をするために集まってくるのだそうだ。マダムCは私の言う事に気持ち良く賛同してくれた。そして、「町長と郡長の家でも良く料理するから、そこにも設置した方がよい」と言ってくれた。よっしゃ!

 午後はGIC-Aへ。先週かまどを作ろうとしたけどメンバーが来ず、延期になった分だ。月曜に確認に足を運んだ甲斐あって、今回はメンバーも材料もキチンと揃っている。メンバーと一緒に、粘土を砕いてふるいにかけたり、トウモロコシの皮を細かく刻んだり。3つのかまどを一度に作りたいというので、作業量も多い。GICリーダーの旦那さんが、ふるいを準備したり色々サポートしてくれたのだが、ポツリと「この作業、結構大変じゃん」と言ってきた。「うん、でも一度作れば数年使えるし」と答えたのだけど…。かまどの普及、私がやりたいだけで、現地の人に押し付けになっちゃってないかなと、いう疑問が心に浮かんだ。しかし、今は現地の人の反応を見つつ、前に進めよう。
 今回は材料を混ぜて寝かせるところまで。次回、いよいよかまどの成型だ。
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  1. 2009/03/26(木) 22:17:11|
  2. カメルーン生活
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