ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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3原則

 GIC-Aとの話合い。今後の取り組みについて初めて話し合った。12人中7人出席(3人欠席・1人旅行中・1人病気)。
 以前調査に訪れた時には、リーダーの女性にいきなり「ハイ、あなた自分で進めて」と言われたけど、全然うまくしゃべれなかった。でも、今回は語学力はともかく、度胸だけは付いている。まず、前回の調査のお礼・そしてこれからもしあなた達が望むなら一緒に仕事をしていきたいこと。そして一緒に仕事をするといっても、実際に何かをするのは、あなた達だ、ということなど、説明した。発音も悪いし、すらすらと言葉が出てくるわけじゃないから、一言一言ゆっくりしゃべる。でも、それで返って言いたいことがよく伝わる気がする。「発展するために重要な事は3つあります。ひとつ目は、グループで活動すること。一人で何かをするよりもより大きなことが成し遂げられます。二つ目は、必ず全員が参加すること。何かを決め、実行するのは私ではなく、あなた達です。3つ目は、地域にすでにあるものを利用すること。新しいものを求めるのではなく、今あるものを改良することです。」この3つの原則は、はじめに重々しく告げると効果がある事を、最近発見した。この3つを、まず伝えておけば、後が楽になる。またこの原則を守っていれば、変な事は起こらない(と思う)。
 「あなた達が取り組みたいことを、言ってください。そしたら、それを実現するために、私も情報を探したりしますから」と言ったところ、しばらく「ウーン」と考えた末、リーダーの女性が、「でも、トウモロコシやピーナッツをすりつぶす機械を日本政府がくれないかしら。そうしたら、現金収入が増えるのよ。わかるでしょ。」と言った。うーむ、なんと想定通りの反応!これぞまさにマダムTが先日言っていたのと同じ展開だ。こんな場合、否定をしてはいけないのだと教わった。「そうですね、日本政府には頼んでおきます。でも、政府がすることには時間がかかるものでしょ?決定されるまでに何年もかかると思うわ。それに政府がどう決定するか、誰にもわからないでしょ。その決定がされるまでの間、あなた達は何もしないでじっと待っているの?」
全員が、「ノン!」と首を振った。みんな、こういうところはとっても素直で、期待した通りの反応を示してくれる。「そうでしょ?だから決定を待つ間に、私たちは私たちで、何か別の事に取り組みましょう。」
 ただ、彼女たちは「発展したい」=経済的に豊かになりたい。今より楽な暮らしがしたい と思うだけで、具体的にどうすればよいのか、などというアイディアも持っていないのだ。それが普通である。
 「例えば、粘土と灰などを使って、かまどを作ってみる?材料はすぐに見つかるものだし、ちょっと手間だけど、一度作れば数年もちますよ。それを使えば、使う薪が少なくて済むので、家事も楽になるんです。」
 もちろん、この提案に反対する人はいない。ちょっと、誘導尋問的だけど、とにかくまずはかまどを作ることに決まった。
「かまど以外に、何か私たちに教えてもらえるものはないの?ジャムの作り方とか」
ひとつ例がでてくると、意見も出てくる。かまどの次は、ジャム作りかな。でもジャム作りがすぐに現金収入につながるとは、私は思わない。ただ、「自分たちで色々考えて取り組む」という経験を少しずつ積んでもらうというのが狙いだ。今はまだ、かなり受身だけれど。
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  1. 2009/02/05(木) 22:18:56|
  2. カメルーン生活
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