ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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お金目当てか!?

 今日は、改良かまど試作の第1日目。この間書いたように、CEACのディレクターYのお陰ではからずも、試作段階からセミナー形式になってしまった。
 かまどの作り方は様々だが、私達がやろうとしているのは、下記の方法だ。
  材料:粘土(土地のもの)・灰・トウモロコシの皮
 ※本当は、灰ではなくて牛の糞が望ましいのだが、オンベサでは牛を飼っていないので、糞がないのだ。土地にある材料を使う事が前提だから、困ってしまったが、以前調査したマダムが、粘土と灰を混ぜてかまどを自作していたので、その知恵を拝借した。トウモロコシの皮も、本当は稲や麦の藁が望ましいのだが、土地にないため、繊維を含んでいるものということで、現地に豊富にあるトウモロコシの皮を使うことにした。
 手順1) 粘土は一週間乾燥させる。
 手順2) トウモロコシの皮・粘土を臼で砕いて細かくし、ふるいにかける。灰もふるいにかけて大きいな不純物を取り除く。
 手順3) 材料をよく混ぜたら水を少しずつ加えて練る。粘土状になったら、米の袋などを被せてまた1週間ねかす。(その間、乾かないように毎日少しずつ水をやる)
 手順4) かまどを成型する
 手順5) 2週間乾燥させる →できあがり。

 今日は、手順2~3までをやる予定であった。今回はYの家のかまどの試作なので、材料集めもすべてYに任せてあった。しかし、会場にいってみると、粘土を砕く臼などの道具がない。「臼は?」と訊くと、「今日は理論の説明だけ。準備は後日する」って。オイオイ、一度もやっていないことを、さもうまくできるかのように説明するのだろうか。例えば、トウモロコシの皮は、臼で砕いて本当に細かくなるのか、私としては不安なのだけど。
しかし、まぁ仕方がない。今回は彼のやり方を見てみることにしよう。
  50人近くに招待状を出したというが、実際に集まった婦人たちは5-6人。まぁ、こんなものでしょう。Yは、自信たっぷりに作り方を説明してみせた。やっぱり不安。最後に一応フォローとして「かまどは条件によって割れたりしやすい。今回は初めてなので、失敗する可能性もあるけれども、改良をかさねていいものを作っていきましょう」と言ってみた。
 作り方の説明が終わると、今日のセミナーは終わり。「来週は、かまど成型だから。また同じ時間に来てね」ということになった。セミナーの最後には、Yからピーナッツとパームワインがふるまわれ、参加者は思い思いにくつろぎながらパームワインを飲んだ。
 と、雲行きが怪しくなったのは、ここからだ。
 ある婦人が、「セミナーに来たのに、お金もくれない」と言いだした。「お金を払うべきだわ。どこどこのセミナーに行った時にはこのくらいもらったのよ」と言うのである。ちなみにその婦人は、以前私がお世話になったGICのリーダーで、私に生きた鶏をプレゼントしてくれた人だ。
 エエッ?セミナーを開いた側が、来てくれた人にお金を払うのか?ふつうは、セミナーに来た人が、授業料を払うんじゃないの?(今回はもちろん只だけど。) Yは、「CEACには予算がないんだ。私だって、このパームワインもピーナッツも、自分の持ち出しでやっているんだ」と理解を求めたが。。しかし、考え方が根本的に違う。間違っている。お金をくれるからセミナーに行く、というのでは、セミナーの内容などどうでも良くなってしまう。しかし、実績を作るために、「セミナーに来てくれたらお金をあげる」ということを実行している団体があるのだろう。だからこういうことになってしまうのだ。
 援助慣れとかいうけれども、本当なんだなぁ~と、つくづく思った。
 しかも、その後、お鉢が私自身に回ってきた。
 その婦人のGICは、以前ドイツの団体から生活調査を受けたという。それに協力したところ、そのドイツ人が帰ってから、しばらくして、60万F.CFAが、お礼として(もしくは寄付として?)送られてきたのだそうだ。「だから」と私の方を向く。「あなたにもいろいろ協力しているのよ」と言う。オイオイ、そうなのか。それで鶏までくれたのか。
 また別の婦人は言う。「あなたは、こうしてセミナーを開くと、毎回写真を撮るけど、この間撮った写真はどこなの?どうしてくれないの?」
 活動している時にはだいたいデジカメで記録を撮っているのだが、撮った写真をあげることは、基本的にしていない。あげ始めたらきりがないし、しかも、デジカメ写真を現像できるのは、ヤウンデにある韓国人経営の写真屋1軒しか知らないのだ。(もしかしたら他にもあるのかもしれないけど、数は少ないに違いない。)わざわざそこに行くのも大変だし、結構な金額がかかる。
 「じゃあ、写真は良いけど、今度、うちのGICに来て、どうやって種まきをすればよいか見せてよ」
 いや、私は農業技術要員ではないので、そういうことはできないのだ。。
 しかし、おばちゃんの勢いに押され気味で、フランス語もろくに出てこない。何とか説明して切り抜けたけど、苦しかった。。あ~、これからこのおばちゃん達を相手に、仕事していくんだなぁと思うと、ちょっと先が思いやられる。とにかく、「お金が欲しい」というのには、がっかりだ。
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  1. 2009/01/15(木) 22:26:01|
  2. カメルーン生活
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