ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

改良かまど

 カウンターパートのBM氏と作っていたレポート、ようやく完成した。表紙を作って、街でコピーして、あとは大臣に提出するのみ。今後の活動について、MB氏は「今まで調査した問題点の中から好きなのを選んで、いくつかのGICと働けばいいよ。」と言う。エッ、前と言ってる事が全然違う。前は、「特定のGICと活動すると妬んだりなんだり、政治的な問題が発生するから、だめだ!」って言ってたのに。いつの間に意見を変えたんだろうか。でも私としてはその方が、やりたいことができると思う。
  夕方、CEAC(地域開発支援センターみたいなところ)のディレクター(と言っても、職員は彼一人)のYが訪ねてきた。かねてから、「改良かまど」を一緒に試作しようと言っていたのだが、それを1月15日にしようと言う。しかも、「初めての時にはきっと失敗するから、まずは二人で何回か作って確認してから、セミナーをしよう」と言っておいたのに、「もう人集めの連絡をしてしまった」と言うではないか。エエッ。大丈夫なんだろうか?「失敗しても、何度も一緒にやれば、みんなコツをしっかり飲み込み、よく理解するよ」と言う。それはそうだけど、何度も失敗に付き合ってくれるほど、みんなが忍耐強いかどうかな。。でも、もう連絡をしてしまったのなら仕方がない。やるしかない。
 ちなみに、「改良かまど」とは、何か。簡単に解説しよう。
ガスや電気が普及していない多くの地域では、食事を作る時には、薪を使って火を起こし、調理する。しかし、それは、大抵、大きめの石を3つ置き、そこに鍋を置くという大変原始的なやり方で、熱効率が悪い。例えて言うなら、毎日キャンプで火を起こしているような感じ。熱効率が悪いと、当然、多くの薪を消費することになる。薪を多く消費するということは悪い影響が多い。途上国では人口が増加しているため、薪の取りすぎで森林が減少し、砂漠化が進んでいるという状況もあるし、又、女性にとっても、薪を集めるという家事労働が大変だ。また煙や熱が健康にも良くない影響がある。
 熱効率を良くし、薪の使用量を減らそうというのが「改良かまど」だ。改良かまどは、地元にある材料を使って、地元の調理法に合う形にするのが良いため、一言では言えないくらい種類があるけれども、大抵は、粘土や土を主原料にした、単純なもの。それでも、数年間は使用できるし、薪の量も半分~3分の1に抑えられる。
 昔から、協力隊の村落開発普及員が好んで取り上げてきた題材だから、改良かまどは結構普及しているのかと思いきや、カメルーンに来たら薪で調理している殆どすべての家庭で石を3つ置いた原始的な火をおこしていた。使い古されたやり方かもしれないけど、薪の量が減れば、女性にも歓迎され、環境問題にも非常に有効なので、活動の一つとしてぜひ取り組みたいなぁと思っていたのである。
 具体的な改良かまどの作り方については、また次回。

↓普通のかまど。石を3つ置いただけ。
081001 普通のかまど

↓女性の一人が実際に作って使っていたかまど
改良かまど例


スポンサーサイト
  1. 2009/01/09(金) 22:38:33|
  2. カメルーン生活
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。