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ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

オンベサの長い一日

長い1日だった。
 朝7時にGICと約束があり、6時半に自転車で家を出た。山あり谷ありの道のりを30分。汗をかきつつ辿りついた家に自転車を置き、そこに迎えに来てくれた人と、今度は徒歩で数キロ歩いて、GICの畑へ。迎えに来てくれた人が、「早く歩いてもいい?」というから、「いいよ」と答えたら、テクテク歩くこと歩くこと。背中を必死に追いかけている間に、どんどん風景が変わって、まるでロールプレイングゲームの場面転換のようだった。家の裏庭を通りぬけ、野原の中のススキに挟まれた細い道をクネクネ歩き、カカオの実がなる薄暗い林を抜け、小川を渡り…。
 畑での作業を見た後、2軒の家の調査へ。一連の調査は一応これで終わりなのだ。調査報告書を出したら、次のステップだ!ちょっと嬉しい。
 昼過ぎに、また汗をかきながら自転車で家に戻った。「絶対水浴びして、昼寝する。」と心に誓いながら。しかし、母屋ではMFが例によって大量の皿洗い中。これは手伝わないと。と、MFが、「今日はB(大臣の料理人)が来ないのよ。だから、あなたと私、2人で料理を作らないといけないのよ。」と言うではないか。エッ!?そうなの?
 それからが大変だった。2人で必死に、魚とトリの料理をした。と言っても、もちろん主に働くのはMFだけど。私は指示に従うだけ。だいたい、私は暇な時には母屋を手伝うけど、家族でも使用人でもなく、所帯は別なんだからね。ほんとはこんなことする義務ないんだからね。と思っていても、MF一人じゃ無理だしな~。男たちは一杯いるけど、「がんばるね」って言うだけで、手伝う気はサラサラないし。食べるだけだよ。
 結局、夜9時頃まで働きました。ホント、疲れた。我慢比べみたいだった。日本での仕事を思い出したよ。。でも、MFは、大臣の食事がすむのを待って帰宅したから23時だったんだって。エライ。
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  1. 2008/10/25(土) 14:28:45|
  2. カメルーン生活