ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

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カメルーンの豊かさ

朝から何故か断水。
夕方、農業省事務所で働くマダムJの家へ。一緒にソースダラシッド(ピーナッツソース料理)を作る約束をしたのだ。マダムはとても上品な人なのだが、行ってみると、家もそれに劣らず上品。ちょっとカメルーンの田舎ではお目にかかれないような西洋風の庭まであるのだった。カメルーン人のお宅に私個人でお邪魔するのは、実は初めて。大臣宅に住んでいると、いろいろな人の出入りがあるので、その人たちとの交流だけで満足してしまっていたんだけど、本当はこういう個人的な交流をもっとしていくべきだろうな。
 彼女との話の中で、
「カメルーンは日本と比べてどう?」と訊かれた。
私は、
「La vie au Cameroun est plus belle que au Japon.」(カメルーンの生活は、日本よりも美しいよ)
と答えた。これは本心。
カメルーンの人たちを見ていると、貧しいと感じることはない。むしろ豊かである。というのも、皆、土地にしっかり根ざしているからだろう。一見ジャングルに見えるところも実はほとんどすべて人の手が入っていて、開墾されてる。家も、設備云々を抜きにして、荒れている家というのはあまり見ない。庭も手入れされ、洗濯ものが干してあり、アラシッドが干してある。人々は、自分がきちんと生活をしていることに誇りを持っているように見える。自分が食べているものや、畑で作っているものを誇りにしている。大人も子どもも、自分が作っている作物のことを活き活きと話す。子供に、「学校が休みの時には何をしているの?」と訊くと、たいてい「畑にいる」という。大臣宅で働いているMFに「休みが少なくて、子供たちが寂しがるでしょ?」と言うと、「私の畑にとっても可哀そうだ」と言う。
 彼らは、知恵を持っている。アブラヤシの実から油を取る方法を知っている。火のおこし方を知っている。重たいものをうまく運ぶ方法も、少ない水で大量のお皿を洗う方法も知っている。彼らの手助けを必要としているのは、むしろ私の方である。
 誇りを持って生きられる人は幸せだ。生活の便利さとは何の関係もない。

 ただ、問題がないわけではない。
・病気になったときの、病院や薬へのアクセス
・水の質と入手の困難
・農村部の移動の難しさ
などなど。

 一緒に作った鶏肉&ソースダラシッドは、とってもおいしかった!
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  1. 2008/09/13(土) 22:42:10|
  2. カメルーン生活
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