ハピ・ラキ

迷いつつも歩き続ける日々の記録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

大みそか

昨年の年末は、海辺の町クリビで過ごした。今年も、年越しは女5人組みで海辺の町。ただし、今度はクリビではなく、カメルーン北西の英語圏の町、リンベだ。リンベは昨年、「海賊が出る」という理由で事務所から待ったがかかっていたのだけど、今年はもう大丈夫らしい。
 昨年年末、色々移動に苦労した思い出があるので、今年は移動に苦労しないよう、バスやタクシーを予約して万全の態勢だ。そのお陰で、殆ど移動には苦労せず、昼過ぎにはリンベに到着。
 楽しみの一つは、年越しにホテルで行われるパーティだ。チケット制で、代金は結構な金額するのだけど、食べ放題、飲み放題で、色々なゲストなども来るから「参加して損はない!絶対参加をお勧めする」とホテルから相当なプッシュがあったのだ。
パーティは夜8時半からと聞いていたのに、テーブルについて、ウエルカムドリンクを飲みながら待つ事2時間。始まったのは10時過ぎだった。アフリカ時間だ~。
それでも、会場は綺麗に飾り付けされていたし、お客さんにはクラッカーなんかも配られて、ちゃんとパーティ気分が盛り上がった。091231 華やかな会場の様子
思い思いに着飾ったカメルーン人達のドレス姿も、見ていて飽きない。コメディアンやら歌手やらが出てきて、お客さん達を楽しませた後、12時のカウントダウン。みんな、会場中央に設けられたステージに乗り込んで、知らない人同士でも、「ボナネー(Bonne Année=あけましておめでとう!)」と言いあっては、抱き合った。そして、ボナネ~♪という歌に合わせてみんなで手をつないだりして踊ったのだった。あ~、面白かった!
ボナネ~!
スポンサーサイト
  1. 2009/12/31(木) 14:02:21|
  2. カメルーン生活

モコロ市場の魅力

 昨日で、年末のややこしいあれやこれやは全部終了した。1日時間があいたので、ヤウンデのモコロ市場へ行って見た。モコロは大きな市場で、衣料品始め何でも揃うと聞いていたのだけど、なんとなく敬遠して殆ど行った事が無かったの。今日は女3人でお買いもの。
 行ってみると、流石にモコロは大きい!西洋風の生地も、今までどこを探してもあんまりなかったのが、ここにはたんまりある!そして、古着なんかも豊富で、ヨーロッパから流れて来たような古着が玉石混合で売られているのだった。カメルーンに来た当初は、「古着はちょっと…」と思っていたのだけど、目の前に古着を見ると、あんまり抵抗がない自分を発見。これも適応の一つかな。
 結局何も買わなかったけど、冷やかしだけでも面白かった!お宝発見できるかな?という宝探し的な魅力がある。絶対又来る!
  1. 2009/12/30(水) 22:03:05|
  2. カメルーン生活

健康診断

1年ぶりの健康診断。
健康なので、多分何もないと思う。
  1. 2009/12/29(火) 22:57:09|
  2. カメルーン生活

隊員総会

 隊員総会。
 午前中は隊員の活動発表。
 午後、健康管理やら交通安全などについて、事務所との話し合いなど。マラリアの簡易検査キットが配られて、簡易検査が任地でもできるようになった。これは有難い!ただの風邪でも、「マラリアかもしれないから、念のため」と首都に上がるのは、風邪で弱った体を更に弱めるだけだからね。
  1. 2009/12/28(月) 22:51:55|
  2. カメルーン生活

初戦敗退

ヤウンデに上がる。
隊員による半年ぶりの卓球大会のため。所長とペアになったけど、一回戦負け。私のせいだわ~。スミマセン。
  1. 2009/12/27(日) 22:48:27|
  2. カメルーン生活

電気戻る

 クリスマスイブから、ずーっと停電していて、いつもは何も言わない地元の人達も「クリスマスに停電だなんて、どうかしている」とプンプン怒っていた。
 今日、夕方にようやく電気復活。ホッとした。
 夜、近所の子供達が来てお喋り。冗談を言って散々笑ってから帰って行った。
  1. 2009/12/26(土) 22:35:43|
  2. カメルーン生活

クリスマス@カメルーン

 クリスマスのプレゼントにと、近所の子供達、一人一人に駄菓子をセットにして包装しておいたの。今朝、前の家と裏の家に持って行ったら、大したものじゃないのに、子供達が超喜んでくれて、私も嬉しかった。子供達は皆新しく買ってもらった服で盛装して、これからクリスマスのミサに行くんだって。
 私は、MFの家へ。
 ほぼ1年前の、2009年1月。新年に、「今年の決意は何?」とMFに聞いたところ、彼女は、「今旦那と一緒に新しく家を建てているの。年末までに家をちゃんと建てて、あなたを招待するわね」と言っていたのだった。1年越しの約束。新しい家はどんな家かな?と、訪問をとても楽しみにしていたのだった。
 新居では、既にほろ酔い気分の旦那様が迎えてくれた。(彼は小学校の英語の先生。)子供達(3人の子供と1人の姪っ子)は、やはりミサに出かけたとか。
 新居は、大きくはないけれども綺麗にセメントで塗られていて、居心地がよさそうだった。窓に、グリアージュ(泥棒よけの鉄格子)に、蚊よけの網が張られていたのを発見して、嬉しくなった。カメルーン人の家には、結構立派な家でも、網戸は張られていない。それだけ蚊に無頓着なのかもしれない。けど、私はMFに、「網戸は結構いいよ~、蚊帳は寝る時だけだけど、網戸なら、家にいる間中有効だからね」と常々薦めていたのだった。それ、実行していてくれてたんだ!
 到着後、早速MFと御馳走の準備。MFと料理は散々家でしているから、二人の連携も慣れたものだ。今日のメニューは、豚の煮物・鶏のトマトソース・焼き魚。つけあわせとして、イニヤム(里イモのようなもの)・米・食用バナナの茹でたの・マカロニ。以上。結構豪華だよ。
 子供達は13時頃ミサから帰って来た。みんなで料理し、その内に親戚なども集まってきて15時位から、食事開始。料理をしていたMFも、エキゾチックな真っ赤なハレの衣装に着替えての晩餐だ。旦那様のお母さん、お祖母さんなど、集まった人達はどの人も親しい親戚の人達で、その中に私も混ぜてもらえてちょっと恐縮。短いお祈りの後、みんなでお腹いっぱい食べた。食事の後は、写真撮影。いつもは町の写真屋さんにみんなで撮りにいくのだそうだが、今日は私がカメラを持っていたので、それでバシバシ写真を撮った。

↓友人MF夫婦
091225 mafo

 いい、クリスマスだった。
  1. 2009/12/25(金) 22:30:47|
  2. カメルーン生活

静かなイブ

 朝、罠にネズミがかかっていた。でも、この間格闘したのより一回り小さい気がする。こんなんだったかな?
 クリスマスイブなのに、一日停電。去年もそうだったけど、普段の日よりも静かな位に平穏な一日。クリスマスは家族のお祭りだから、ヨーロッパでもそうだったけど、むしろ普段より静かなんだよね。日本の正月みたいな感じかな。
 夜中に気がついたら、もう一匹ネズミが罠にかかっていた。今度は大きい奴。こいつだったか!しかし、2匹もいたとは。。。

突然ですが、ここでクイズ。
↓市場で売られている赤い液体。これは何でしょう?
091223 これはなんでしょう?

答えは、油。アブラヤシの実から取ったもの。
私は初め、トマトソースが売られているのかと思った。
  1. 2009/12/24(木) 22:26:34|
  2. カメルーン生活

ノエル前の市場

 クリスマス前のオンベサの市場の賑わいは凄い。見ている私の視点も混ざっているかもしれないけど、祭り前で少し浮足立っているかのように見える。

↓高い木の枝にまで掛けられている洋服
091223 ノエル前のマルシェ

 同行しているMFは、市場で旦那様と落ち合い、そのまま子供達にプレゼントする洋服を買っていた。「クリスマスは子供達のお祭りなの。子供たちに新しい洋服を買ってあげるのよ」とは、去年にも彼女が言ってあげていたことだ。その場に子供達がいないので、サイズを合わせないで良いのかなぁと思ったのだけど、彼女は素晴らしい決断力で次々と洋服を買っていった。
  1. 2009/12/23(水) 22:22:48|
  2. カメルーン生活

プロの仕事

 以前会って話を聞いた、アメリカが母体のNGO Heifer InternationalのJ氏が、ボキート郡(オンベサの隣の郡)に仕事に来るというので、同行させてもらった。
 約束の時間(朝8時)から2時間半後の10時半に彼が到着し、その頃には私は正直待ち疲れてうんざりしていたのだったけど、待つ価値がある一日だった!(遅れの理由は、首都でエライ人の移動のため道路が封鎖されていたからだとか…本当かわからないけど、よくある事ではある。)

このNGOの活動について、まずは説明しておく必要があるかもしれない。(私が、聞いたり見たりした範囲なので、もしかしたら他にもあるかもしれないし、ちょっと違う部分もあるかもしれないけれども、まぁ、大筋は以下の通りだと思う。)
彼らは、ヤギの飼育の普及を基本のプロジェクトとしている。
 ①活動対象となる住民グループを選出する(一つのグループとは3年間だけ一緒に働き、また次のグループに移る。)
 ②選出したグループのメンバーに、活動のための啓蒙をする。
  ・地域全体の発展の為に働く事
  ・男女平等を基本とする事
  ・農作物や畜産による生産・販売の収支をノートにキチンとつけること 等々
 ③グループのメンバーの各家に、ヤギの小屋を建て、ヤギのつがいを与える。
 ④ヤギの世話の仕方(餌・予防接種・繁殖 など)を教える。(予防接種は、専門家を派遣して注射を打たせる。)
 ⑤ヤギを育てる一方、そのグループが学びたい・取り組みたいというテーマを6カ月ごとに選び、活動する。必要に応じて、専門家を呼んできて講義を行ったりする。
  ・堆肥作り
  ・苗作り など
 ⑥グループの活動に関するレポートを3カ月毎に提出させる

 今回、私が同行したのは、グループが3カ月に1度出すレポートを作る為の集会だった。「過去三カ月に、何をしたの?」「Heiferと働き始めて何が変わったの?」と、NGOのJ氏が質問する。私も、GICと話合いをした事があるのでわかるけど、通常、GICのメンバーに質問しても、あんまりはかばかしい答えは返ってこない。それで、私の場合は、結構途方に暮れてしまう。しかし、J氏は色々な角度から質問を投げかけ、時にはおだて、時にはキツク言って、巧みに答えを引き出していった。彼(と、その相棒)の態度は自信に満ちている。自分達が村人に利益を与えているのをわかっているし、どうしたら成果が出て、どうしたら出ないのかを知っている。そこが、決定的に私と違う所だ。もちろん、言葉が不自由か、そうでないか、の差も多少はあるけれど、それは本質ではない。
 この集会の中での村人の発言は、「援助をしてくれている人達への公式回答」であり、本音は少し違うかもしれないけど、それを加味してもなかなか良い内容だった。「持続可能な環境への活動として、僕は村の道路整備を手伝った。」・「Heiferと仕事をしだして、男性が家事を手伝うようになった」・「今まで一日1食だった事が多かったけど、2食食べるようになった」等など。ヤギによって財政面を豊かにするだけではなく、意識を変えるということもセットで行っているので、成果が出やすいのだと思う。凄いなぁ。
 集会の中で、J氏が村人に、「君のノートには何も記載されていないじゃないか。活動したこと、収穫したもの・販売したもの、全てノートにつけるという約束だっただろう?これは全部君達の為なんだ。約束を守れないなら、Heiferは全部援助を引き上げる事もできるんだよ。」と強く怒っていた。それで、帰りの車の中で、「このグループは、ちゃんと働いていないの?」と訊いてみたところ、「いいや、僕にとっては、どのグループも本当に良く働いていると思う。ただ、そう彼らに言ってしまうと、もうそれ以上の成長はない。だから、わざと悪いところを見つけて怒って見せているんだ。」との事。ウーン、カッコイイ!お腹の突き出たおじさんだけど、ホレタ!と思ったね。
 私のカウンターパートは、「役人」というプライドが凄く高くて、基本的に「農民は何もわかっていない」というスタンス。でも、このNGOの人達は、活動の根底に愛♪があるのだなぁ。それで、必要な時に交通の便が悪い田舎に来るのも全然いとわない。(役人は、やれ交通費よこせとか、電話代よこせとか、農民に言う。それは君の仕事でしょう、と言いたくなる。)
 プロの仕事を見せてもらって、すっかり感服した一日だった。
↓話し合いの後、プランタン(食用バナナ)の苗床の様子を見るメンバーたち
091222 heifer

 
 ところで。「養鶏をやろうと思っているの」と自分の計画を少しJ氏に話した所、「それってGICのメンバーがやりたがっている事なの?」とのクールな質問。そう、そうなんだよね。それが自分でも引っかかってはいたの。基本は彼らがやりたいと思う事に取り組むべき。しかし…。うーむ。ちょっと迷いが増えた。
  1. 2009/12/22(火) 22:07:36|
  2. カメルーン生活

ヤウンデの物産展

 ヤウンデで開催された中央州の農産物展を見に行った。この農産物展、カウンターパートのMB氏が、12月に入ってからキリキリと準備をしていたものだ。会場は、サッカー競技場の広い駐車場を利用したもので、運動会のようなテントが沢山張られていた。思ったより盛大。
 私の目を引くのは、やはり加工品を作っているグループのテントだ。マニヨック(キャッサバ)やサツマイモで作った粉を小麦粉代わりにしてお菓子を作っているグループあり、シロップやドライフルーツを作っているグループあり。どのグループも頑張っているんだけど、ただ、これでお金が沢山稼げるというところまでは、残念ながら行かないだろうなぁ、というレベル。市場に商品として乗せられるところまでは、難しいのが現実だ。
オンベサから来ているGICは…とウロウロ探していると、「オバフォヨガ」と、声をかけられた。オンベサの言葉、グノーだ!向こうから先に私を見つけてくれた。言葉が地域によって細分化されているので、「オバフォヨガ=こんにちは」という言葉一つで、オンベサから来た人だとわかるのは、ちょっと面白い。
馴染みのマダムが数人、テントの中で座っていた。
「昨日、夜中にヤウンデについて、このテントの下にゴザを敷いて寝たのよ。今晩もここで寝るの。もう、大変!」との事。それは確かに大変だわ。私が以前、生活調査の為にそのマダムの家を訪問した時には、結構こぎれいで、床にはセメントも塗ってあった。(だいたいの家は、土そのまま。)村の中では少しお金に余裕があるように見えたけれども、ヤウンデで宿を取るという選択肢を取らないあたり、やはり村と都会の貧富の差は大きいのかも。

↓売られていたオンベサのトウモロコシ
091221 農産物展


↓パイナップルの苗。
パイナップルの苗

それにしても、この農産物展、出展者はウロウロしているけれども、お客さんはそんなに来ていない様子。「苦労して沢山プランタン(食用バナナ)を運んで来たけど、売れるのかしら」と、マダム達も心配顔だ。クリスマスの前に首都の人に買ってもらおうと企画されたものだと思うけど、少し宣伝が足りなかったのかも?

私もちょっと心配しながらも、オンベサに帰宅。オンベサの我が家ではネズミが待っている筈なのだ…。やれやれ。
  1. 2009/12/21(月) 22:58:53|
  2. カメルーン生活

気晴らし

ヤウンデに出かけよう、と朝早く支度をしている最中に、目の前をよぎるモノが!ネズミッ!
しばらくずっと、ネズミが我が家に侵入することはなかったのに…、いつの間に。ショック!追いかけっこして、一度ほうきで尻尾を捕まえたけど、逃げられてしまった。く、くやしい…。
ネズミをそのままに、後ろ髪を引かれる思いでヤウンデへ。日用品の買い出しと、明日から始まる農産物展の見学の為だ。
普段、オンベサでの暮らしに不満はない。日々、色々な人と会ってしゃべったり、新しい発見があったりして、むしろ首都にいる時よりも面白いと感じる事が多い。ただ、やっぱり長く生活していると、物足りなくなってくる。2週間に1度位、買い物やインターネットをしたくなるのは、やっぱり芯からここに適応できている訳ではないという事かなぁ。
日本にいた時には、気晴らしにコンビニの新商品をチェックしたり、本屋の雑誌を眺めたりとか、よくしてた。でも、そんな事は生活の一部だったので、それが気晴らしになるともちゃんと気が付いていなかった。全然大したことじゃないし、そんな物がなくても生きられることは確かなんだけど、フトそういう気晴らしが懐かしくなるんだよね。もうおばちゃんだから、仕方ないか。今まで生きて来た生活を捨てられる訳ではない、という事ダ。
  1. 2009/12/20(日) 22:56:12|
  2. カメルーン生活

焦っても駄目ね

 鶏の計画について、GIC-AFのリーダーに話に行った。彼女は、結構乗り気。「良いんじゃない?」との事。ただ、各メンバーの同意を得る必要がある。でも、クリスマスはもうすぐ。結局、鶏のプロジェクトを始めるのは来年になりそうだ。
  1. 2009/12/17(木) 22:37:29|
  2. カメルーン生活

ラベンダーの香り

 鶏のプロジェクトを現実にするには、畜産の専門家の力が必要だ。ということで、オンベサの畜産専門家の所へ出掛けて行った。
少し前から顔だけは知っていたL氏は、親切に相談に乗ってくれた。そして、「鶏小屋を建てたり、ヒナを選んだりする時にはアドバイスするよ」との事。心強い。

 活動の事などあれこれ考えてしまい、最近ちょっと寝つきが悪い。枕元の陶器皿に、姉から送ってもらったラベンダーのエッセンスオイルを垂らして、リラックス、リラックス。

↓折り紙で作ったクリスマスツリー
091213 クリスマスツリー
  1. 2009/12/15(火) 22:34:33|
  2. カメルーン生活

新しい方向性

 イモケンピ失敗にショックを受け、昨日帰宅してから、夜通し考えたこと;
「お菓子(ガトー)を作って売り、現金を稼ぎたい」と言ったのは、彼女たちだ。お菓子(ガトー=マドレーヌやクッキーなどの焼き菓子)を作るには、専用の窯・焼き型などの初期投資も必要だし、材料も、卵・マーガリン・砂糖など、ほぼ全てのものを買って調達しなければならない。初期投資が無く、材料も地元のものが使えるものはないか、と考えたのがイモケンピだった。(しかし、それもうまくいかなかった。)
もしかすると、イモケンピという新しいお菓子が、味に関して保守的な地元の人に受け入れられなかったのかもしれない。しかし、たとえ受け入れられたとして、お金になるだろうか。又、例えば道具があったとして、ガトーを作って売って、お金になるだろうか。
 答は、ノンだ。なぜなら、ここで加工品の値段が異常に安いからだ。例えば、キャッサバ(マニヨック)を加工して細長い餅のような形にして売っているものがある(=バトン ドゥ マニヨック)。ポピュラーで、よく食べられているものだけど、一本25F.CFA=5円。手間を考えると、バカみたいに安い。後、道端で売っている村のベニエ(ドーナツ)も、1つ25F.CFAだ。これも、揚げ油や小麦粉などの材料・手間を考えると、安すぎる。パン屋や雑貨屋で売っている小さなマドレーヌも50F.CFA(10円)。GICで作って売ったら、きっともっと高い値段になってしまう。
そう考えると、GICの活動として、「ガトーを作って売る」というのは、お金にならない。小麦粉の代わりに収穫したマニヨックを自分で加工して小麦粉にしたものを使い、油も自分で椰子油を作ったものを使って、ようやく小銭が稼げるといったところだ。
 では、お金になる活動とは何だろう。
それは、やっぱり、王道である農業の生産活動だろう。しかも、肉(畜産)。需要があり、良い値段で売れる。それに、畜産をすれば、「糞」という副産物がついてくる。堆肥作りには欠かせないものだ。
畜産の欠点は何か。それは、まず、ある程度の投資が必要な事だ。それから、病気等に対抗するための知識がなければならない。
先日会った、アメリカのHeiferというNGOは、ヤギの飼育プロジェクトを基本にし、そこに、各GICの希望を取り入れた プロジェクトを行っていた。HeiferのJ氏曰く、「貧困から脱するには、ある程度の投資が必要だ」。
私には、ヤギ飼育のプロジェクトは少し荷が重すぎるが、トリなら何とかなるのではないだろうか、と思った。本来は、GICのメンバーに何がやりたいか問い、その希望に沿って活動をすべきだというのは、良く分かっている。それは、わかっているけど、結局GICのメンバーも何がしたいのか良く分かってはいないのだ。ただ、生活を良くしたい、収入を増やしたいという気持ちはあるけど、それにはどうしたらよいか、という事がわからないのだ。GICメンバーの提案を待たず、こちらから提案をしても、もういいんじゃないか、と思った。「利益が出るビジネスパターン」として養鶏のプロジェクトを確立すれば、他のGICでも応用できる。帰国まであと6カ月ちょっと。時間が無いけど、できるかな。
  1. 2009/12/14(月) 22:31:28|
  2. カメルーン生活

重いペダル

 夕方、GIC-AFに合う為に出かけた。GIC-AFは、以前イモケンピを一緒にやったグループだ。最初市場で販売した時には、良い調子で売っていて、これはイケるな!と思ったのだけれども、その後メンバーと会った時に、「あの後、自分たちで2回作ったのだけど、もう売れないのよ」とこぼしていた。それに、私の試算だと少し赤字の模様。値段設定が甘かったのかもしれない。販売方法など、戦略を立て直す必要がある。
数字を出して、みんなで納得しながら話を進められるように、あらかじめ摸造紙に数字を書き込む表などを用意して行った。
 ところが。(大体いつも、ここで「ところが」が入る。何事もうまくいかないのだ。)
リーダーの女性は、用事でヤウンデにいるとかで、集まったメンバーは5人ほどしかいなかった。仕方が無いので、そのまま始めたけれども、計算の結果、やはり、イモケンピの収支は少しマイナス。メンバーは、「あれはもうダメだと思う。」と、もうやる気が無い様子だ。
失敗の原因はいくつかある。
① 値段設定が甘かった。
② うまくいくと思って、立て続けに作ったが、販売方法が、殆ど知り合いに売るという感じだった為、一度同じ人にそう沢山は売れず、売りあぐねた。

考えられる対処方法
・値段を押し上げている揚げ油の質を、もっと安い油(赤いパーム油)に代えて作ってみる。
・多くの人に買ってもらえるよう、町の中心のブティック(雑貨店)にコンスタントに卸し、イモケンピをみんなのお菓子として定着させる。
しかし、彼女達にはもう、このお菓子作りに取り組む気持ちが無いのだった。曰く、油が最近値上がりしていて、今続ければもっと赤字になるから。
 「今後、どうする?」と問いかけたところ、すぐには答えが返ってこなかった。
「考える…」とのこと。
 私は文字通り肩を落として、夕暮れの道、自転車の重いペダルをこいで帰った。

091213 イモケンピ清算
  1. 2009/12/13(日) 22:26:03|
  2. カメルーン生活

へっぴり腰でカマドづくり

 今日は郡長(sous-prèfet)の家でカマドを設置する日。しかし、マリ人青年Mに手伝ってもらう事が出来ないので、今までに彼のカマド成型を見て「これなら私も出来る」と言った地元の女性が手伝ってくれる事になった。うまくできるか、ちょっと不安。
 ところが。
 やると言っていた女性が、今日は来ないとの事。町の「女性と家族の推進」課のリーダーのマダムCが、「あなたがいるから大丈夫だと思って。二人で何とかしましょ」と言う。うわ~、そうなっちゃったか。良くある事ではあるけれど。
 郡長の家で働いているらしい2-3人の男女が手伝ってくれて、作業開始。土をこねるのに、とにかく力がいる。私が頑張って鍬をふるっていると、「全然ダメ、貸してごらん」と笑われた。ある程度水と土が混ざったら、裸足で踏んで土をこねる。
 最初はどうなる事かと思ったけれども、最終的には何とか形になった。良かった。思いっきり働いたので、なんとなく爽やかな気分。

夕方、初めて会ったマダムに、「テレビであなたの国の、養蚕についての番組を見たのよ。凄いわねえ。あれをここでも出来ないかしら」という。エッ?蚕を飼って絹糸にしようと?意外過ぎて、びっくりした。面白い事を考えるものだなぁ。私に何の知識もないし、ここでは桑の木を見ないし、ちょっと無理だと思うんだけど、「無理だと思う」というだけの根拠すらよくわからなかったので、「調べてみる…」と言って別れた。
  1. 2009/12/12(土) 22:13:48|
  2. カメルーン生活

できる事はとりあえずしておこう

 先日、アメリカンスクールで売っていたパイナップルのドライフルーツ見て、ちょっと心が動いた。ドライフルーツをカメルーン人相手に売るのは少し現実的ではないけれども、ヨーロッパ相手だったら売れるよなぁ。今すぐそういうルートを開発するのは無理かもしれないけど、パイナップルは沢山あるのだし、ドライフルーツのやり方だけでも、講習会等をしておいたら、後で何かになるかも。
 ここにいる間に色々な事について、出来るだけの情報を集めて置いて行こうと改めて思い、JICAの技術顧問に問い合わせる事にした。
  1. 2009/12/11(金) 22:07:46|
  2. カメルーン生活

田舎の悩み

 オンベサ郡の中では辺境に位置するバリヤマという地区のGIC-Kに久しぶりに会いに行った。この地域は中心から遠いので、「農業普及員(農民に農業技術指導をする役人)が来てくれない・収穫した農産物を売るのに移動が大変・地元で売ろうとすると安い値段でしか売れない」と、色々悩みが多い地域だ。今回は出かける前に、「この地域担当の農業普及員は誰?」と、思い当たる農業普及員に電話を何本かかけたら、担当者本人は来なかったのものの、隣の地区担当の農業普及員が「ついでだから」と来てくれた。
 特にテーマがあっての会合ではなかったけれど、農業普及員がいると、GICのメンバーが常々疑問に思っている事を質問し、そこからどんどん話が広がっていく。「トウモロコシに、この種類の肥料を撒いたんだけど思ったように効果がなくて…」という相談に、「トウモロコシは、肥料よりまず種を良いものにした方が効果が出るんだよ」という話など、メンバーが身を乗り出して、頷きながら話を聞いている。彼が来てくれて良かった。本来はこういう風に各地域の農民に会い、農業技術を指導するのが普及員の役目だろうと思うんだけど、前に書いた様に、普及員は残念ながら今の所補助金に関する書類をそろえたりすることが主な仕事内容になっているらしい。田舎に出かけると、ガソリン代がかかると言って、嫌がるのだ。うーむ。
  1. 2009/12/10(木) 22:03:48|
  2. カメルーン生活

ここでも、また。

 昨日会ったムッシューEBの事を、早速カウンターパートに伝えたところ、良い顔をしない。というか、むしろ頭ごなしに否定する勢いだ。私の話を最後までは聞かずに、「彼は私利私欲で動くんだ。例えば、イニヤム(イモの一種)を本当は5000Fで買えば良いところ4000Fでしか買わないんだ」と、イチイチ架空の例を出して滔々と話出す。
 その姿を見て、私はなんだかガッカリし、酷く悲しい気分になってしまった。以前にも似たような事があった。豚等の家畜を飼うには、トウモロコシ・大豆の生産性を上げるしかない、と主張したEだ。Eについても、カウンターパートのMB氏は、「彼は、以前利益を一人占めしたから、もう彼と一緒に働こうという人は殆どいないんだ」と言っていた。
多分、Eはやはりそういう人柄なのかもしれない。そして、今回のEB氏もそうかもしれない。でも、私利私欲が無い人なんているだろうか。彼らは彼らなりに、自分の知恵を絞って、どうやったら効率よく大きな事が出来るかを考えているのだ。そして、彼らの人柄はともかくとして、理論はそれなりに正論なのだ。その理論を実行に移そうと着実に動いている彼らに比べて、カウンターパートで役人であるMB氏は、役人であるという自尊心ばかりが大きくて、本当に何かを変えようとなんて思っていないんだと思う。素のMB氏は気の良いチャーミングなおじさんだということはわかってはいるんだけど。
 何かをしようという人に対する妬みやヤッカミは日本でもあるけど、ここではもっと顕著だと思う。他に娯楽があまりないから、人と会ってお喋りする事が最大の娯楽。そこに、人の噂話や批判など、みんなが好き勝手に話すから、人間関係が結構難しい。
 これって、なんだかあれみたい。環境問題に全世界で真剣に取り組まなくちゃみんなが生き残れないっていう時に、「あの国が…」とか「この国がズルイ」とか言い出して、紛争が起きるって言うのに似てる。馬鹿みたいだよ。些細な事には目をつぶっても、みんなで力を合わせて、現状を変えて行かなくちゃ!…って思うんだけどなぁ

↓水汲みをする子供達
091222 働く子供

  1. 2009/12/09(水) 22:59:49|
  2. カメルーン生活

農産物回収の話

 インターネットをしにCyberに行くと、顔見知りのムッシューEBがいた。ムッシュEBは、町の中心に近い所でレストランを開いているのだが、その傍ら自分で研究して畑用の液肥を作ったりしている人なのだ。以前偶然知り合ったのだが、その時には畑の肥沃化について話が弾んだ。
 「今なにしてるの?」と訊いてみると、「アメリカのプロジェクトなんだけど、農産物を車で回収してそれを海外に売るという事をするんだ」という。おお、それは凄い。というのも、オンベサ郡の田舎の方では、収穫した作物を市場に出すだけで本当に一苦労してしまうからだ。移動に労力もお金もかかるし、又買い付けに来る人達も、交通費がかかるから安くしか買わない。農協のような協同体を作り、農産物を回収してそれを流通ルートに流す事が出来れば、それが一番良いんだけど、とは常々思っていた事。例え少し安くても、車で畑まで来て作物を買ってくれれば、助かる農家は多いと思う。
  1. 2009/12/08(火) 22:54:42|
  2. カメルーン生活

シアワセ

任地に戻ると、なんと、電気が戻っていた。電線をつなぎ直して修理したらしい。電気がある生活、幸せかも!
  1. 2009/12/06(日) 22:42:40|
  2. カメルーン生活

電線泥棒

 家を出て歩いていると、畑で働いている女性の団体を見かけた。GIC-BYだ。おお、偶然!
畑に入って言って、挨拶し、鍬を持って少し手伝った。「乾季になると、土が固くて…」と女性達がよく言ってるけど、ホントに固い。少し手伝っただけで、私なんぞヨロヨロするほどだ。
091203 Beyaga

 先週私の留守中にカマドが設置された市長の家を訪ねてみた。カマドは2口の物が2つ。成型はきれいにできているけど、少し表面がひび割れているのが気になった。どうしてだろう。Mがコートジボワールに発つ前に訊いてみなくちゃ。

 オンベサのインターネットスポットに電話したら、「電線を盗まれちゃって、電気が無いのよ!」という。実は、電線を盗まれるということが、オンベサの各地で発生しているのだ。先日も、幹線道路沿いの電線がごっそりやられてた。電線を盗まれたら、被害を受けた住民たちが、お金を出し合って又買い直すしかないらしい。どうなんだ、それ…。
  1. 2009/12/03(木) 22:03:25|
  2. カメルーン生活

お~い、

 いまだ電気戻ってこず。おーい、元大臣、修理はいつするの?(と、訊きたくても訊けず…。)
 活動として、カマドの事しか書いていない気がするけど、実はもう一つ、カウンターパートのMB氏と、農業技術講習会を開こう、と計画しているのだ。1月から開講したいね、と言っていたのに、全然準備が進んでいない。今日も、「どうするの?アレとコレをしなくちゃいけないんじゃない?」と言うのに、反応が今一つ。ホントにやる気があるのかな。ちょっと不安。
  1. 2009/12/02(水) 22:00:18|
  2. カメルーン生活
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。